在来工法はやめ、ユニットバスの中でなんとかしようと考え直し、もう一度各社のカタログを見直しました。そして、自分にとって、最も過ごしやすいお風呂とはなんだろう、と考えました。
・私にとって最も重要なポイントは何か
スペースは限られています。ということは、いろんな機能はつけられません。では、そもそもお風呂に入ることで一番重視したいのはなんだったっけ?と再び自分に問い直しました。
そして出た結論が、”浴槽の大きさ”でした。できれば足を伸ばしてゆっくり入りたい。
そういえば、出張先のホテルで選ぶ大きなポイントも、浴槽が大きいかどうかでした。疲れて部屋に帰って、なるべく足を伸ばしてゆったりとお湯に浸かることができるかどうか、それが宿を選ぶ大きなポイントになっていました。シャワーで済ます方も多いと聞きますが、昔の人間だからか、浴槽に入らないとお風呂に入った気がしないのです。
そして再び各社のカタログから製品比較。そもそも小さいユニットバスしか入らないので、選択できる浴槽も限られていました。しかし、よーく各社のメーカーのカタログを見ると、浴槽の内径が違いました。で、最も大きなものを選択したのでした。
それがたまたま、在来工法ではなく、ユニットバスを入れるべき、とアドバイスをくれた会社のものでした。
制約された環境の中では特に、優先順位を明確にすることが重要だと改めて思いました。