またまた生田緑地です。岡本太郎ミュージアムからの帰り道、ふと気になって立ち寄ってみました。昔懐かしい茅葺き屋根の家が移築されているエリアです。実際に住んでいた家なので、それぞれ⚪︎⚪︎家、とそのままの名前がついています。

生田緑地そのものがこんもりとした丘のような地形ですが、日本民家園も、その丘の地形そのままに、細い道を歩きながら点在する家々を訪ねるスタイルです。家の中も覗くことはできますが、基本的には土間から。しかし、家によっては上がることもできます。大勢が踏んで丸くなった木の温かみを感じながら歩くと、なんだか懐かしい気持ちになります。木と土と藁でこんなに立派な家ができるんだなぁと感心します。家を支えるために大きな柱が何本も。必ずしもまっすぐな木材だけが使われているわけではなく、中にはうねうねと曲線を描いている梁も。

この日は、囲炉裏で暖まらせてもらいました。火が燃えている近くは暖かいとはいえ、機密性は低いでしょうから、さすがに冬場はちょっと寒そうです。

民家は神奈川県内のものだけでなく、東北や、信越地方の屋根の角度がついた合掌造りの家もありました。宿場も。こうした家は、昭和40年代の前半あたりで移築されたそうです。そういえば、私が子供の頃(それこそ昭和40年代ぜんはんあたり)では、田舎の方に行くと、こうした家はまだちらほら残っていましたが、どんどん建て替えられている時期でもありました。

日本民家園にも海外からの観光客と思しき人が結構いました。藤子・F・不二雄ミュージアムではアジア系が多かったですが、なぜか民家園ではフランス語ばかりが聞こえてきました。不思議です。