20年前に開催された愛・地球博。行き損なったんですよね。で、ちょっと後悔しました。

40年前に開催されたつくば博。友達と一緒に長時間並びました。並んだ記憶はあるのですが、何を見るために並んだのかは覚えてません。

55年前に開催された大阪万博。父が行った記憶があります。まだ私は幼かったのですが、何やらすごいことが行われているらしい、という記憶がうっすらあります。それくらい、日本中盛り上がっていたようです。

たまたま10年ほど前に開催された岡本太郎展に行ってみたところその才能に感動し、岡本太郎の作品を見たり生前語っていたものを読んだりしたのですが、太陽の塔のことを知るにつけ、70年万博のことを知るにつけ、いかに素晴らしい出来事だったのかを知りました。万博公園に足を運んで太陽の塔を眺めれば、今でも当時の喧騒が聞こえてくるような気がしますね。その時その場所に、実際に足を運んだ父のことが羨ましくもなりました。

そして2025年の万博。そんなことがあったので、前回の愛・地球博の時よりも、遥に興味は増しています。しかも同じ大阪開催ですしね。

しかーし、私は行列が大嫌い。ましてや、会期のほとんどは暑い季節です。若くはないのであっさり熱中症になりそうです。無理して生還できなかったらどうしよう。でも、次の日本での万博開催が20年後だとしたら・・・その時に元気で会場に行くことができるかどうか自信がない、ということで行ってきました。

入場ゲートと時間を設定しながらのチケット購入、2か月前登録は間に合わなかったので7日前、3日前、当日のパビリオン入場予約など、色々と面倒でしたがなんとかクリア。パビリオンは3日前に1つしか予約できませんでした。入場も混雑を避けて11時。西ゲートの方が空いていそうでしたので、バスの予約も必要でした。入場など全てスマホで行います。55年前の万博に来た人たちは、こんなことを想像できたでしょうか。

なんとかゲートから入場。その日は猛暑でいきなり大屋根リングに逃げ込みました。大屋根リングの下は日陰になっており明らかに気温は低いです。ベンチもたくさんあります。大屋根リング沿いに歩いて入れそうなパビリオンを見つけよう、でも20分を超えて並ばねばならないパビリオンは諦める、と決めてまる1日行動しました。そんなポリシーでも見られるパビリオンはたくさんありました。フランス館、美しかったです。そして大屋根リングから離れたエリアを歩いてみるときは、コモンズ館に逃げ込みます。

会場自体が広くて、そしてすぐに休憩するので、結局1日では見切れませんでした。それでも楽しめました。

様々な国が、一ヶ所に集まって自国の紹介をする。私たちはそれを見る。もちろん、インターネットで調べることもできるし、現地の様子も見ることができますが、万博の会場に行くと、それらとは異なる何かを感じることができました。

尚、バッテリーと水筒は持っていって正解でした。現金が使えないですし何かとスマホを使うので、予備電源は必須です。水筒は、冷たい麦茶を買って入れ、冷たさをキープしながら水分補給していました。無料の給水機もありますので、その時にも使います。

行った人が色々と動画で紹介してくれていますので、あらかじめ見ていくといいかもです。これも、今の時代だからこそ、ですね。