ショールームで各社の浴室を見てまわったら、夢が膨らみまくりました。
ミストサウナ、海外のおしゃれなリゾートホテルなどにありそうなオーバーヘッドシャワー、ゆったりした湯船、そして肩のあたりからお湯が出たりして凝りがほぐれそう。肩だけじゃなくジャグジーであちこち柔らかく刺激。湯船の端に腰掛けてリラックス。ダウンライトならばますますムーディでリラックスできるのかしら。壁に湯船と洗い場をつなぐバーがついていれば移動がスムーズ。ファインバブルのお風呂は入浴剤を入れなくてもお湯が柔らか。床を除菌水でお掃除してくれる機能なんて夢のようです。
でも、こうした機能はほぼほぼ、スペースの広いお風呂用でした。各メーカーとも、少なくとも1216サイズのユニットバスが入ってこそ、の機能です(もっと大きいサイズからしか対応していない機能もありますので確認が必要です)。
ですので、まずやらねばならないのは、
・ サイズの確認
です。スケルトン状態にまでするのであれば多少の融通はきくのかもしれません。部屋が多少狭くなったとしても、お風呂を広くしたい、ということであれば、場合によってはできるのかもしれません。が、そこまではせず、現状をある程度活かした状態で設備を新しくしようとした場合には、まず、サイズによっては制約が生じます。
しかしその場合、既存の壁の状態を確認、すなわち表面を外してみないとわからない場合があるので要注意です。構造上必要な壁なのか、それとも、後付けの壁なのか、この辺りは施工会社さんに確認していただかないとどうにもなりません。
ユニットバスというのは、浴槽などが一体になった箱のようなもので、1216サイズとか、1417サイズとか、ある程度決まったサイズがあります。中には、こうした規格サイズのみならず、入れようとしているスペースに合わせて細かくカスタマイズできるメーカーもあります。
私はメーカー各社のショールームをウキウキまわり、夢も膨らませまくりでしたが、結果、どんどん選択肢が狭まってしまいました。楽しかったのですが、突きつけられた現実。たくさんのカタログに掲載されている機能の数々はほとんど適用外でした。でも、その中でいかに自分の要望を実現させていくのか、頭を使うことになりました。