I型、幅180cm、高さ、奥行、素材から、どこのメーカーのどの機種にするのかが決まりました。次は、

 ・天板(ワークトップ)
 ・シンク
 ・前面パネル

を決めていきます。それぞれ何を選ぶかで全体のイメージが変わってきますね。

コンパクトマンションなのに、180cmのキッチンがDKにデンっと、鎮座することになりました。なのでできるだけ生活感が出ないようにするにはどういうデザインにすべきか、です。

まず、天板(ワークトップ)についてですが、天板は大雑把に、ステンレス、人大(人工大理石/人造大理石)、セラミック、が一般的かと思います。(そのほかの素材を出している会社もあります。)

ステンレス、というのは昔からありますね。実家のキッチンもずっとステンレスでした。昔のイメージとは異なり、今はエンボスタイプなど機能も優れ、デザインも美しくなっています。カウンターキッチンで手元が見えないのであれば、ステンレスを選んだかもしれません。でもI型にしたので、ワークトップは人大のものにしました。

人大、とひとまとめに言われますが、人工大理石と人造大理石というのは別物でして、人工大理石は人工的に作られた素材(アクリル樹脂、ポリエステル樹脂)でできているもので、大理石は入っていないそうです。人造大理石の方は大理石が含まれているようです。メーカーによって、さまざまですので、比較してみてください。

セラミックですと耐熱性、耐久性にも優れ、高級感も増しますが、お値段も高くなります。

続いて、シンクです。こちらも、ステンレスか人工/人造大理石が一般的ですが、それ以外の素材のものを採用しているメーカーもあります。形状もさまざまです。排水溝の位置はどこか、洗いかごやまな板立てほかどんなアクセスパーツがあるのか、などなど、選択肢がかなり多いので、お好みに応じて検討してみてください。見えにくいので、シンクについてはステンレスにしました。

シンク関係で一つ追記しておくと、もしも今後足腰に不安が、という方が浄水器をつけるならば、カートリッジ交換をするときにシンク下で行わなくても済むタイプをお勧めします。シンク下に潜り込むのは、歳をとると楽では無くなる方が多いかと思いますので。

前面パネルについては、各メーカーそれぞれ、グレードもさまざま、色も質感もさまざまなものを出しています。カタログである程度絞ったら、実際にショールームで確認してみましょう。どこのメーカーも、ショールームでは数十センチ角のパネルを用意しています。もし可能であれば、実際に目星をつけたパネルを搭載したキッチンを展示している場所を調べて、確認するといいかもしれませんね。私も、2つのデザインに絞ってからショールームで確認し、一方に決めました。