コンロをガスにするのかIHにするのか、キッチンメーカーのカタログだけ見ていると具体的な機能までわかりにくかったので、ビルトインコンロを作っているメーカーのカタログから同レベルの機種を探し出して調べました。
例えば火加減などのコントロールはIHの方が得意なのでは?と思ったのですが、最近のガスコンロはなかなか優秀で、炊飯ができたり、グリルに専用の容器を入れるとオーブンのように使えたりします。歳をとると生火は怖いのですが、消し忘れた場合に一定時間で自動的にOFFになる機能のついているものもありました。ガスでも高価格帯のものもありますが、全体的にIHに比べると安かったので、結局ガスにしました。
ジャー炊飯器ならば45分くらいかかる炊飯も、ガスならば30分程度で炊けますし、オーブンレンジでは時間がかかる揚げ物やピザの温めなどもガスのグリルならば短時間でできます。しかも、専用容器を使えばグリル内もほとんど汚れません。3口コンロの奥でご飯を炊きつつ、手前の二つのコンロで味噌汁と副菜を作りながらグリルでメインのおかずを作るなんてことができます。その間オーブンレンジが空いていますので、何かもう一品できるかもしれません。
正直、ガスコンロで炊いたご飯は、私が持っていた古めの炊飯器で炊いたものよりもはるかに美味しくて感動しています。もともと一度に多めに炊いてすぐに冷凍するスタイルでしたので炊飯器は捨てました。そして、温め用に持っていたフライヤーも不要になったので捨てました。
コンロについての勉強をし、最終的にこのメーカーのこれが私にはぴったり、というものに出会いました。しかし、私が選んだキッチンメーカーのカタログにはそのメーカーのものは掲載されていませんでした。セットにして売るということをしていなかったようです。しかし、コンロを入れ替える時にはメーカーは選ばないはず、ということで、キッチンはコンロなしの状態で販売してもらい、工務店にコンロを仕入れてもらってセットする、というスタイルにしました。知人だからこそできたのかもしれませんが、もしコンロにこだわるのであれば、工務店に相談してみるというのも手かと思います。
選ぶために機能を勉強したせいか、引っ越してきてからは以前よりも料理をするようになりました。そして何より、省スペースに。持っていた炊飯器と、お惣菜の温め用に持っていたフライヤーが不要になりました。